著者:楠木建
内容:成功している事業について、その事業の根幹には面白い戦略のストーリーがある。ビジネスの中で、最初から組み立てられた通りに進むことは少ないが、リーダーの一本筋の通った判断基準と思いによって「やること」と「やらないこと」を取捨選択し、同業種から非合理に思われる内容が含まれていたとしても、筋に従った判断でその非合理が合理的な選択となっていく流れには、他社にまねできない独自のストーリー性が隠れている。その読み解きをレクチャーしてくれる1冊
感想:内容が難しく、飲み込みづらくはあったが、成功するのには必ず理由があり、当事者は気づいていないが、後々分析してみるとしっかりと筋の通ったストーリーが隠れていることがなんとなく理解できた。目指す理想があり、その理想を実現するためにすべきことと、してはいけないことを明確に判断し、周囲の声に惑わされずに決定していく人が最終的に成功していくのだなと感じた。
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